tykmen’s diary

Laugh at life

風化をすることが悪いことなのか否か

今日は2020.3.11。

 

別になんも言わなくてもわかると思うけど東日本大震災から9年がたった。

 

毎年この日になると、悲しむとか、色々なことを思う前に、

「早いなあ」

 

って思う。もう9年、あの時俺は小学四年生、10歳だった。

 

なんだか去年も書いた気がするけど、夜ご飯のごぼうと牛肉の炒め物が全く口に入らなかったのを今でも覚えている。

 

俺は2011.5月から東北に出向いていた、これは親が連れていってくれた。この記憶を一生残しなっていってたんだ。

 

おかげで今でも覚えてる、瓦礫だらけの街、高速に乗ると左半分は普通の土地、右半分は津波に飲まれて壊滅している。

いつも行っていたキャンプ場の広場に地割れのヒビが入っていたこと。

そのキャンプ場のトレーラーサイトに、福島原発で避難してきた人が一時的に住んでいたこと。

 

いまでも福島県民は原発の被災で避難所暮らしの人が大勢いる。

福島に限らず、茨城、岩手宮城、そこに限らず全国にいるはずだ。

 

 

その俺が行った話とか、当時の記憶とかは1年前のブログを見てもらえればわかると思う。

 

3.11 - tykmen’s diary

 

 

あった。1年前にこれを書いてたんだね。このブログもかれこれ1年以上やってきたってことだ。早いなあ

 

タイトルにある通り、「風化」が進んでるけれど、これは果たして悪いことなのだろうか。

 

色々な考え方はあると思う、し状況に応じてそれは違うに決まってる。

 

当然、現地(東日本ないし大きな被害を被った)で被災した人はそりゃ風化しないだろう。

 

でも、何かを忘れて、また何かを覚えないと始まらない。

 

 

良くも悪くも震災のことは風化している。

 

毎月11日にテレビに津波の映像やあまりにも悲惨な状況が映され、ナイーブな気持ちになっている、なんてことが2020年になって今でも繰り返されては困る。

 

でも、一年に一回、3.11だけは何かこう、自分なら震災を受けて作った曲とかを聞いたし、なんでもいいけど、何かしら少しでも関係のある事を出来たらそれでいいんじゃないかと思う。

 

 

そういう意味では、「風化」していることは次に繋がっていくよいことだとおもう。

 

その一方で、今でも避難所くらいの人が数多くいるという現実を、福島原発周辺は今も尚避難を強いられているということを忘れては行けない。

 

これに関しては「風化」するのは良くない。

 

 

考えるのは難しいけれど、いい塩梅が必要だよね。

 

 

コロナウイルスも早くなくなって欲しいなあ。色んなことが制限される世の中は辛いよ、でももしかしたらイベント開催をめっちゃ自粛させたおかげで、感染者が少ないのかもしれない。

 

イタリアは今感染者が1万人を超えて、死者は600人超。病院はパンクしている。

 

何が正解かわからない中で考えるのは難しそうだし、たぶん偉い人が何を言っても約半数は批判をするんだろうけど間違った方法に進んでいかないことを祈るばかり。

 

 

幸せな世界になるといいなあ〜🐳

 

いまこそHand in handだね。