TRUE FRIENDS.
とても長い文ですが、久々に思いの丈を書いたので読んでみてください。
6/1。なんだかいつもと違う高揚感にかられて起床した。
そう、昨日は生まれてからずっと住んでいる板橋区、それも浮間舟渡で俺の好きなバンドFOR A REASONがイベントがあった。
板橋区にライブハウス?と思ったが、そういう訳ではなく、地元のスケートパーク、TRINITYでやった。小学校の友達がよく行ってた話を聞いてたし、そもそも身近すぎて周りの地図が全部分かる。
そこにFOR A REASONに加えて、COUNTRY YARD、bacho、And Protecter、Castaway.etcと10バンドも来てライブをやるというのだ。
地元で、その土地、地元、ローカルを大事にする最強のシーンのバンド達が一堂に会した。それだけで胸熱だったし本当にワクワクが止まらなかった。
このイベントが発表された日、その日も俺は新宿ACBでFAR、カントリー、bachoのライブを見ていた。
いつもチケットをギリギリに取ったり、取り置きしたりする自分も、流石にこれだけはライブ後に一瞬でチケットを買った。案の定ソールドしたので良かったと思う。
板橋区にそんなに人が来るのか?と思っていたし、そもそもTRINITYは駅からめちゃくちゃ遠い。都心からアクセスが良い浮間舟渡からは20分かかる。
それでも、ソールドアウトしたのだ。みんなスケートパークでやるこのメンツに何かを感じたのだと思う。
当日、タイテ上で2バンド目のCastawayから見たくて自分は会場へと向かった。
電車ではなく自転車で。家の近い彼女を連れて。
Castawayはこの日も最高にかっこよかった。イベントの初めの方で感覚を掴みながらやっている事が多いが、それがまた熱かった。
そう、そういえば、このスケートパークTRINITYは、エアコンがない。入口は1つ、ライブが始まれば音漏れを考慮してシャッターを締める。要は、ライブ中は扇風機ひとつのみ、空調なしの地獄だったのだ。
普通に考えて酸素量が少ないし、息苦しい。
あちいなーと思いながら、次はAnd Protecterを見た。
曲を聴き、ライブ映像を見てきたが、ライブを見るのは初めてだった。
想像を超えてくるライブだったし、シンガロングが半端なかった。Flashback→envyの流れは何にもかなわないな。
絶対に見たいFOR A REASON、bacho、COUNTRY YARDは最後の3つなので、その間、休憩としてご飯を買って荒川の土手に出た。
土手に出て食べるタコライスとかカレーとか、本当に最高だった。
俺と彼女2人だけではなくて、いつもこういうシーンのライブで会うまあまあ同年代くらいの友達がいる。その2人と4人で一緒にいた。
この前、Castaway×COUNTRY YARDに行ったが、その時も友達がいた。なんだかたくさん友達がいるのはやっぱり楽しいのだ。
土手に居る時に、いつもライブに行く友達を電話で呼んでみた。そしたらなんと来るというのだ。その行動力はどっから来るのか、、。
合流し、COUNTRY YARDを迎えた。転換中のリハでまさかのことが起きた。
Just A Take Run Overをやったのだ。あの曲を。
本当に嬉しかったし、何かが起こる気がした。
その後、ライブが始まる前、彼女が暑くて少しダウンしてしまった。
彼女は少し体が弱いので、度々こういうことはあるのだが、今日は暑すぎるという理由なので対処が難しかった。
外で休ませたが上手くいかず、とりあえず1人にさせた方が良いと思って自分は中に入り、COUNTRY YARDは半分くらい見れた。
しかし、全部外でも音は聴こえてたのでCross The Borderが始まった頃に中に入った。とても嬉しかった。自分が聞いてみたかったこの2曲を聞いただけで満足だった。
やはりCOUNTRY YARDはブレない、本当にブレない。あまりにもカッコよすぎる。
その流れのままbachoへ。と思いきや、彼女が完全にダウンしてしまった。
友達と先輩が教えてくれ、駆け寄ったが少し遅かった。
救護室に連れていってもらい、ゆっくりと息を落ち着くように努力してもらった。
彼女は何かあると少し息を吸いすぎてしまって、過呼吸になりやすい。
いつもいろんな人が助けてくれるが、今日はライブを終えたばかりのカントリーのギターのはやとさんが助けてくれた。汗だくなのに、人を助ける姿勢に感動したし、自分の未熟さに気付かされた。
ボランティアの人も助けてくれ、なんとかbachoが始まる頃には落ち着きを取り戻した。
少しゆっくり後ろで見て、終盤、最高新記憶が始まった。
彼女はこの曲が本当に好きというか、もうヤバいらしい。自分もやばいと思う。
2人とも、衝動にかられ前へと足を運んだ。
最高新記憶/bacho
「青春の情熱は遠く 記憶の中で燃えてた 激しく幼い恋をして 君を傷つけた 再生する君の好きな歌 最高の日々のBGM 音楽はいつもそこに そしてまたここに」
ここでいつも泣いてしまう。bachoは改めて天才だと思う。
ラスト、ショートホープ。自分は締めにこれをやるのが大好きだ。
隣に先輩がいて、なんだか疲れていた様子だったけれども、サビでどうしても上げてしまった。みんながみんな踊り狂っていた。最強のbachoだった。
そう、この度々名前を上げているサークルの先輩は、自分と本当に聞く音楽が似ている。まだまだ聞いてる量と幅は及ばないが、少なからず似てるシーンの音楽を聴いて、同じような音の浴び方をしている。
尊敬の意を持っているし、素直にカッコイイと思う。他人である自分の彼女のことを気にかけてくれているし、一緒に来た自分の友達とも少し話していてなんだか嬉しかった。
ラスト、トリのFOR A REASON。
さすがに疲れ切ったので、上から見ることにした。スケボーの、頂点みたいなところから。
あそこで見たいなーと思っていたので本当に見れて嬉しかった。関係者気分。
と思ったら、友達も反対側の方で上から見ていた。奇遇だったしなんだか面白かった。
本当にFOR A REASONはカッコよかった。1999とかLive Your Heartは当たり前にカッコよすぎるし、It's Not Overが聴けたのが本当に嬉しかった。
昼の12時からよるの20:30まで、本当に長い時間、かっこいいバンドがライブをし続けてくれた。
全バンドかっこよかったし、いろんな所にも行けてよかったと思う。
ライブ後、帰ろうと思ったらFARのギターの人が
大丈夫?体調悪くしてたのさっき見かけたから!
と声をかけてくれた。自分と彼女は驚きと感動が本当に止まらなかった。
だって、一瞬しか見ていなかったはずなのに、覚えててくれていて、しかも声をかけてくれるなんて思うはずがない。
嬉しかったし、家が近くなんですって話をしたらまたここでやりたいねって言ってくれた。本当に嬉しい。FOR A REASONがさらに死ぬほど好きになった瞬間だった。
ライブ後、彼女と自転車に乗り近所のうどん屋さんに行った。幸せな一日の終わりを告げる、最強なご飯だった。
こうして激動の一日は終えた。ここまで3250文字。長すぎじゃない?もう少しだけお付き合いください。
このイベントは、なんだか最近の自分の生きる力を全部表してくれた気がした。
まず、このライブは、全身で、好きなように、好きな浴び方をしている人達が集まって、ルールは無い、マナーとモラルはある最高のライブだったと思う。
自分はそういうライブが好きだし、好きなように、かっこよく生きていきたいと思っている。
次に、この日は友達とか先輩が何人もいた。いつもは彼女と2人だけだったりするし、いても1人だったりする。
健さんとかOATのライブにはいないけれど、CastawayとかCOUNTRY YARDとかになるとみんないる。とても嬉しい。一緒にシンガロングしたり、友達が上がっているのを見るとこっちまで興奮する。
転換中、どうでも良いことを話し合ったり、前にやったバンドの感想を言い合ったり。何だかそれがいつもとても楽しい。そういう友達は少ないけれど、いつまでもいて欲しいと思う。
最後に彼女の存在である。結局?と思うかもしれないが、結局なのだ。
いつも一緒にライブに行ってくれるし、自分の勧めるいろんな音楽を聴いてくれる。
多分だが、bachoが1番聞いてくれていると思う。めちゃめちゃ嬉しい。
多くは語りにくいが、ずっと一緒にライブに行ければいいなと思う。
本当にこの日は最高のイベントだった。長すぎて疲れたけど。
本当に音楽は良い。
一瞬で幸せになれるものだと思う。
最近色んな問題があったり、ゴタゴタすることもあるが、このシーンは、何も決め事を作らなくてもみんながみんな考えて行動して、最高のものを作り上げている。
自分の聴いている音楽は世界一カッコイイと思ってあるし、自分が行っているライブは世界で1番かっこいい空間だと思っている。
そして、ここで会う友達、一緒に行く人達は本当に最高の人しかいない。
まさに "TRUE FRIENDS" だ。
その自信を無くしたくないし、ずっと幸せな音楽を聴いていたい。ギターも上手くなりたい。
幸せだったなー。早くライブ行きたい。
また、こういう文を書きたくなる日が来たら書きます。ね。
1999/FOR A REASON
We will sing it tonight
This moment we're feeling alive
Woh sing it tonight
Days that we'll never forget
今夜は歌おう
この瞬間が全てなんだ
今夜は歌おう
忘れられないあの日々のように