追い出し
日記じゃない文の日はちゃんと見出しがありますよ。
昨日12/27はサークルの追い出しライブだった。
12/26はそのライブのスタ練だった。
3年生、要は2個上の代は年末で引退となるのだ。
その最後のライブに、僕は誘われた。
大好きなバンドで、初めて組んだ時に助けて貰ったドラムの先輩と、ライブも一緒に行くめっちゃ好きな先輩と、フォーリミが好きでいつもギターソロをかっこよくこなす先輩が
僕を誘ってくれた。
それは確か11月末の話だった。
僕は11月の頭で学祭、17日に定演、23日に1.2年ライブ、そして12月の頭のスタジオライブでふたつ、としこたまにバンドを組んでいて、もう疲弊しきっていた。
追い出しライブの出演バンド締切最終日、普通にバイトをしていた僕の携帯にみまさんからLINEが入った。
「追い出しでフォーリミやるんだけど、ギターお願い出来たりしない??」
一瞬だけ、疲れてるから休みたいな、と思ったが冷静に考えて受けない理由がなかったので二つ返事でOKした。
ライブは成功したと思う。
B研の10期はフォーリミ好きな人が多いから、盛り上がりは1番だったのでは?とも思える。
見たい景色を見れてすっごい嬉しかった。
見たい景色?んん?
ってなるかもしれないけど、僕がやるバンドは結構みんなが知らないことも多くて、ライブハウスで見るのとは全然違う光景が拡がってたりする。
追い出しでそれは嫌だから、僕はセットリストを予めアップルミュージックに公開した。
これが意外と良くて、おかげでいやそんな盛り上がらんでしょって思ってたGrasshopperがまさかの盛り上がりを見せてくれて嬉しかった。
みんな「ゴー!」は言えたかな。
自分の出てるライブでは泣かなかったけど、4回ライブ中に泣いた。
エルレを見てて、みんなの歌ってる姿を見て泣いた。
Make A WishではやっぱりりおさんとGoodbye Girlのときに歌ったことをおもいだすね。
次はホルモン。いつもはそんなに首を振ったりしないけど、この日見たホルモンは今までで一番かっこよくて、熱量が明らかに違かった。
それはセットリストにも現れていて、ぶっ生き返すとかもだけど、予襲復讐が全てだった。
ホルモンを好きな人なら分かると思うけど、ホルモンは決してただ重い楽しい音楽をやってるんじゃないってのを伝える象徴的な曲だ。
"嗚呼 我々は過ぎた すべての恨みを晴らして 生きるのも辛いからまだ 血を帯びたまま この胸の殺された想いを ぶっ生き返したいんです"
マイヘア。実は佐助さんが演奏してるのを見るのは久々だった。二回目?か三回目くらい。
3回も組んでたから全くタイミングがなかったな。
リハからふざけてたけど、セットリストはマイヘア好きすぎるセトリだなって思った。
真赤やらないんかい!!!って俺も思った。
また来年になっても はやると思ってたけど、最後のサビの前で"また来年もよろしく!"って言った時から涙がしばらく止まらなかった。
カッコよかったな。
かにぱんくs、いつもいつもカッコイイライブをしてくれる。
エースをやった時、ああ、B研が作り上げてるライブハウスの景色が完成した。って思った。
僕は上手く言えないけど、多分佐助さんとか、もりえりょさんとか、ずっとライブハウスの景色を作りたかったんだと思う。挙げる手をパーからグーにした話も沢山聞いた。
僕らは入ってまだ1年だけど、みんなはもっとすごい努力とか、意志を伝えることをしてきたんだと思う。
なんだか話がまとまらなくなってきたな。
多分これは話すことが多すぎるんだと思う。
学祭の時はGoodbye Girlで頭がいっぱいだったからそのことしか書けなかった。
でも今回はいくつでも話したいことはあるから、まとまらないんだとおまう。
だから後一つだけ話して終えようかな。
俺は最初、B研に入るかは迷っていた、というかどちらかというとまあ入らないかもな、、みたいな感じだった。
早稲田のインカレの軽音サークルに入ろうとしていた。
好きなジャンルは絶対できるし、同じジャンルが好きな仲間も一定数いたからだ。
初めてB研の部室に行った時、宮田に連れていってもらった。
その時部室にいたのは全員は覚えてないけど宮田、大吉さん、てるやさん、たけちゃんは確実にいた。
大吉さんは無言でGod knows…弾いてたしてるやさんはなんかヤバそうな人だなって思ったしたけちゃんは嬉しそうにハルカミライのカントリーロードのギターを弾いてくれていた。
アットホームな空間と、サークルっぽい感じ、あとハイスタのポスターに惹かれた。
帰りに早稲田に寄る予定だったけど、気づいた時には乗り換えするはずの高田馬場を過ぎていた。
想像以上にB研というサークルが良くて、あと生田にこんな良い所があるならわざわざ他大のとこ入らなくてよくね?と思ったのだ。
翌日、もう一度部室に行った時、佐助さんに出会った。
佐助さんの話は宮田から聴いてたけど、顔も知らなかった。
でもエレベーターを降りた時、VerdyのロンTを着てて、格好的に あ、この人だわ。って思った。
その時「君がちゃかくんか!」って言われて部室に入った。
俺は嬉しさのあまりいっぱい話し込んだ。
しばらくずっと話した、互いのミュージックを見たり、バンドの話をした。
あまりにもジャンルが同じすぎて逆に嫌われてないかネオ新歓くらいまでめっちゃ不安だった。
ライブも一緒に行くようになって、飲みに行ったりして、凄い相談もしたしいっぱい色んな話をした。
B研に入って、人生の師匠みたいな人にも出会ったし、大好きな仲間もできたし、彼女もできた。
自分の好きな音楽をみんな受け入れてくれて、だんだんとB研が大好きになっていった。
「入らない」という選択肢を入れたのを後悔しているくらいにはこのサークルが大好きだった。
みんながどう思っているのかは知らないが、このサークルは想像以上に自由で、どんな音楽もしっかり聴いて受け入れる風潮がある。
その音楽に合わせたノリ方もしてくれるし、例えば他で言ったら 「えっきつい、、、」みたいに思われることも言える。
みんなは音楽をどう考えているのか知らないけど、世界を救ってくれるような音楽を好き勝手鳴らせるこのサークルに入ってよかったと心の底から思う。
それを作りあげてくれた10期の人達、ありがとうございました。引退おめでとうございます。
フォーリミを組んだ人達にお礼をした時、まだ2年間もあるから、思う存分楽しみなって言ってくれてすごい嬉しかった。
また来年。あと1日あるけどね。