ぎんのうた/Hump Back
僕が生まれた時 君は3歳の お姉ちゃん
白くてちょっと硬い毛並みをした美人さん
イタズラしても怒らなかった優しい君
ずっとそばにいてくれた 優しい君
僕が泣いた時は いつもほっぺを舐めてなぐさめてくれた
君の焦げた背中をいつも見ていたの
小学三年の頃急に母に起こされて
不機嫌な僕の耳に悲しい知らせが入った
君は発砲スチロールの中で眠ってた
庭に咲いていた小さな花が添えられていた
今すぐ頭を撫でて 抱きしめてやりたいって
そっちの世界は一人ぼっちじゃ寂しいだろう
僕が泣いた時には いつもほっぺを舐めてなぐさめてくれた
君の焦げた背中を 僕はいつも見ていたの
今すぐ頭を撫でて 抱きしめてやりたいって
こっちの世界じゃ僕は一人で泣いてばかりだ
君を思い出す度まだ少し泣けちゃうけど
君を思い出す度 僕は強くなれるんだ
いつものあの公園で一緒にかけっこした事
疲れて家に帰ってまたよく昼寝した事
君との8年間 楽しい思い出ばかりで
君を思い出す度 僕は 僕は
夢で逢えたなら